(7)松雨亭(しょううてい)跡(あと)


1686年<貞享(じょうきょう)3年>3月5日に生(う)まれた沢村琴所(さわむらきんしょ)は、十四歳(さい)で彦根(ひこね)藩(はん)に仕(つか)えますが、体調(たいちょう)をくずし藩主(はんしゅ)に仕える道(みち)を絶(た)たれてしまいました。
そこで、琴所は古学(こがく)を学(まな)び、三十二歳の冬(むゆ)に松寺村(まつでらむら)<今(いま)の葛籠町(つづらまち)>に住(す)んで「松雨亭」という塾(じゅく)を開(ひら)き、村人(むらびと)たちに古学を教(おし)えました。
塾には、琴所の学徳(がくとく)をしたってあちらこちらから多(おお)くの門下生(もんかせい)が集(あつ)まってきました。
その後(のち)、琴所は農業(のうぎょう)の振興(しんこう)や社会(しゃかい)政策(せいさく)の改善(かいぜん)に生涯(しょうがい)を捧(ささ)げ、五十四歳で亡(な)くなりました。
現在(げんざい)、河瀬(かわせ)小学校(しょうがっこう)の校地内(こうちない)と葛籠町の吸(す)い上(あ)げ井戸(いど)の近(ちか)くに石碑(せきひ)が建(た)てられています。

「彦根の先覚(せんかく)」、「ふるさと・かわせ」

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沢村琴所の石碑(河瀬小学校内)

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松雨亭跡

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