19 滝(たき)
鳥居本(とりいもと)の高根(たかね)団地(だんち)を過(す)ぎて山手の方へ向かうと、道は二手(ふたて)に分(わ)かれる。その道の境目(さかいめ)に、この途中(とちゅう)で折(お)れた石柱(せきちゅう)は立(た)っている。
わずかに残(のこ)った石柱の面(めん)の文字(もじ)から「寺瀧(てらたき)」と読(よ)み取(と)れ、滝への道しるべであったことがうかがわれる。
荘厳寺町
荘厳寺(そうごんじ)町
不動の滝
不動(ふどう)の滝(荘厳寺町)
林道(りんどう)から小道(こみち)づたいに5分ほど歩くと天津(あまつ)神社(じんじゃ)に出る。
今は、心細(こころぼそ)くなるほどの滝の水であるが、かつては豊富(ほうふ)な滝に打(う)たれて修行(しゅぎょう)を積(つ)んだ人たちがいたのだろう。
漢字(かんじ)では、山に住(す)んで修行を積んだ人を「仙人(せんにん)」と書(か)く。
谷(たに)に住んでいる人は「俗人(ぞくじん)」と書く。

前へ 目次 次へ