旬を食べよう
  日本には四季があります。季節にふさわしい食べ物が育ち、それらの食べ物が私たちの体を健康にしていてくれます。なんてすばらしいことでしょう!!
 私たち人間も自然の大きな流れの中にいるのです。それが今の日本では旬を感じられる食べ物がごくわずかです。いつでも欲しいものが手に入ることは一見豊かですが大切なものとひきかえにしているのではないでしょうか?
 
■季節にふさわしい食事
 四季折々の旬の食べ物は、私たちの体と深い関わりがあります。「には苦味を食べよ」といわれるように山菜などの苦い物を食べることにより、春の陽気からくるのぼせを防ぐのです。にはきゅうり・うり・すいかなど水分の多い野菜がほてった体の熱をとるのです。には脂肪の多い木の実(栗など)や魚などを食べることにより、体に脂肪をたくわえ、寒い冬に備えるのです。にはごぼう・れんこんなどの根菜を食べることにより体をあたため寒い時期を乗り切ります。
 
秋
 
秋刀魚(サンマ)
鮭(サケ)
鯖(サバ)
鰈(カレイ) 牡蛎(カキ) 鮪(マグロ) 鰤(ブリ) 鱈(タラ) 毛蟹(ケガニ) 冬
 
秋
いもころご飯 季節の小さな里芋はぜひまるごとを!
 
材料(4人分) 340kcal/一人分
米・・・カップ2
だし・・・カップ2
里芋・・・小200g
ちりめんじゃこ・・・カップ1/3
カットわかめ(乾)・・・少々
いりごま(白)・・・大さじ1
塩・酒・しょうゆ
<作 り 方>
[1] 米は炊く1時間前に洗ってざるに上げ、水けをよくきって炊飯器に入れ、だしを加えておく。
[2] 里芋は洗って皮をこそげ取り大きければ一口大に切る。塩少々をふり、手でもんでぬめりを出し、水で洗い流して水けをふく。
[3] [1]を炊く直前に炊飯器に酒大さじ2、しょうゆ大さじ1と1/2、塩少々を加えてよく混ぜ、里芋とちりめんじゃこ、カットわかめを加え、普通に炊く。
[4] 炊き上がったら12〜15分間蒸らしてサックリと切るように混ぜ、器に盛る。いりごまを指でひねりながら散らす。
日本放送出版協会2000年10月
「NHKきょうの料理」より
 
 
野菜ことわざミニ知識
 
○冬至かぼちゃに年とらせるな
冬至にかぼちゃを食べると、風邪をひかないし、しもやけにもなりづらいというのは昔からの言い伝え。確かにかぼちゃは、栄養素が豊富で冬至の時期の貴重な栄養源である。さらにかぼちゃは保存がきき、栄養素の損失も少ない。しかし、春まで保存し続けても効用がなくなるため、保存も冬至までが限度という意味。
 
○三里四方の野菜を食べろ
三里四方、つまり半径12キロメートル以内でとれた野菜を食べていれば長生きができるという意味。野菜は新鮮さが命で時間がたてばたつほど味も栄養価も下がってしまう。はるばる遠くから運ばれてきた高価で美しい野菜よりも身近なとれたての野菜の方が新鮮で価値があるということ。流通網が発達していなかった昔の言い伝えで、今は遠くのものでも航空便で新鮮なうちに手に入る。しかし、身近な地元でとれる野菜は、栄養価が高く価値があるのは今も昔もか変わらない!
 
 
 
例えばホウレンソウ
東洋種
西洋種
最近は東洋種と西洋種を掛け合わせた交配種が作られて、一年中栽培されるようになったホウレンソウですが、ビタミンCは冬採り60mg・夏採り20mgと季節によっては栄養価が違います。そして霜に当たると甘みが増しておいしくなります。自然の流れに逆らわず、よりおいしい時期に畑からの栄養をありがたくいただきましょう。
さつまいも
さといも
ぎんなん
くり
ごぼう
にんじん
だいこん
れんこん
ハクサイ
ホウレンソウ
コマツナ
ヤマイモ
ネギ
キャベツ
ヨーロッパでは「胃腸のほうき」といわれ消化吸収のよい食物繊維が胃腸を整え便通をよくします。
冬